-2008
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「みつばち」
2008 (個人蔵) みつばちは、お気に入りののモチーフのひとつです。 蜂蜜を作れること、飛べること、その羽ばたきのすばやさ、など、すごい!と思います。また、花が次々に咲きだす頃に飛び始めるのも、春を知らせる虫のようで、うれしくなります。 |
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「5月生まれの女の子」 2007 (個人蔵) 姪が生まれたときに、描かせてもらった作品です。お兄ちゃんたちは初めての女の子の誕生に、うれしそうな表情。 基本的には、好きなものしか描きたくありません。わがままというよりは、そうしないと何がしたいのか、何をやっているのか、何のために生きているのかさえ分からなくなってしまいそうだからです。限りある自分の時間をどう生かすか。 一枚の絵を描くにはたくさん時間がかかります。描いている間ずっと、描く対象を見続けるので、それらが好きなもの、色、雰囲気であれば、作業時間はとても幸せな時になります。また、描き途中は、思う位置に望む色が完璧に置かれているわけではないので、となり合う色、重なって響きあう色、画面上での光の流れなどを徐々に整えていくのですが、そのように一つ一つ色を置いていくのは、一筆一筆に手ごたえがあり、また、集中が高まると、頭の中の言葉や邪念は消え、時間の感覚も消え、かつてエマソンが言った「私は一個の透明な眼球になる」って、こんな感じかな、と思ったりします。それは、景色や光を全身で感じたり、シャッターを押す時にも感じることです。自分以外のすべてと一体化するような感覚、分け隔てのない感覚、に似ているように思います。 この絵を描いている間、保たれていた、優しさ、うれしさ、愛しさ、というような気持ちは、絵画にも定着していると思います。 |
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「太陽の光は私たちをあたためる」
2007' (個人蔵) |
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'a
fine view' 2006
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'Flying' 2004 |
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